宵待ロマンチカ |
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みとせのりこ 宵待ロマンチカ 恋せよ乙女 恋せよ乙女 花の生命は 短きものと啸(うそぶ)いて 贵方の声を聴けば 梦でも一目逢いたくて 言叶に出来ぬ想いは 夜天(そら)を渡り行くわ 恋せよ乙女 やさしい人は 星の数ほどあろうとも 贵方の姿(かげ)を追えば 眸はいつも囚われて 爱し心の枷に 零す涙の果敢无さよ 胸刺すこの痛みさえ 贵方がくれたものなら 夜色染まった窓に 揺らめく宵待ち月 恋せよ乙女 刻告げ鸟の 慈悲なき声を欺いて 恋せよ乙女 花の生命は 短きものと啸(うそぶ)いて 呜呼 満ちては欠ける月の微笑み |
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