桜、月华に舞う |
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原由実 桜、月华に舞う そっと闇に响く 春を待ちわびる声に 水面照らした月影に 淡く浮かぶ桜花 そよぐ风に思いを乗せて 遥か天に祈りを捧ぐ 东风は西へ駆け抜け 花びら舞い降りて 月华をまとい奏でる はらはらと丽しく 蕾が解ける ふっと吐息漏れて 秘めた忧い彩って 今を限りと咲き夸る 夜を焦がす桜花 时を惜しむ声なき声に まぶた触れて别れを告げる 季节はまた うつろう 舞い散る花吹雪 月华に惑い揺らめく 花びら舞い降りて 月华をまとい乱れる はらはらと丽しく 梦へと诱う |
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