すみれになって |
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南寿あさ子 すみれになって さびれた街に 咳いた君の名前は 霞を食むような声で ひとりうた呗う 疹いたこころのすぐ傍にきて 确かめるように 空吹く言叶を手缲って 线に触れて少し揺れた あどけない影を 许し合うふたりのその笑颜は 巡りめぐる日々の中に さ迷っていても 纺いだ糸を缮ってむすんだら 花は根に 鸟は古巣にかえり |
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すみれになって |
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南寿あさ子 すみれになって さびれた街に 咳いた君の名前は 霞を食むような声で ひとりうた呗う 疹いたこころのすぐ傍にきて 确かめるように 空吹く言叶を手缲って 线に触れて少し揺れた あどけない影を 许し合うふたりのその笑颜は 巡りめぐる日々の中に さ迷っていても 纺いだ糸を缮ってむすんだら 花は根に 鸟は古巣にかえり |
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