品川心中 |
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人间椅子 品川心中 饭盛(めしもり)の宿品川の ええこちゃエー ええこちゃエー お染太夫の巻き纸の 有り难や 有り难や 年季(ねん)が明けたらご新造に 芝の本屋の金蔵は ええこちゃエー ええこちゃエー 冲つ白波见目に皱(しわ) 往生や 往生や 生きて浮き名が立つじゃなし 春の海に小舟がぷかり さあ 海へ 海へ 参りまほう 西の空に奴凧(やっこ)がふわり さあ 海へ 海へ 入りまほう 目出度目出度の白无垢は 堪忍や 堪忍や 世帯持ちたやあの世でも |
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